アマゾンでWordPress構築-SSL対応-2
アマゾンの AWSでwordpressを構築し、そして常時SSL化
アマゾンのAWSを使って、wordpressを構築する手順をご紹介します。
トレード専門の生活ですが、wordpressの表示が遅いのでアマゾンの無料枠(1年)を利用して高速なwordpressを構築したいと思います。なお、DNSはいくつかのパターンを掲載しますが、ここではDNSはアマゾンの「Route53」を使います。ちなみにDNS情報はこちらのサイトで確認出来ますのでご自身のDNS情報を念頭に置き設定をしてみてください。
Mトレードではトレード以外のITに関する質問等やアドバイスもおこなっていますので忌憚なくご質問ください。ちなみに今年のトレードは何とかプラス収支でした。
さて、それでは進めていきます。
アマゾンのRDSを利用して高速化を実現させます。
なぜRDSを使用する理由は

● MySQL と WordPress は同じサーバー上でコンピューティングリソースをめぐって競合し、サイトのパフォーマンスを低下させる可能性がある。● サイトの人気が高まるにつれて、WordPress サーバーを追加して WordPress を水平方向にスケーリングすることができない。

● データベースのバックアップやセキュリティのアップグレードを含む、すべてのデータベースのメンテナンスタスクを担当している。

 1: Amazon マシンイメージの選択

EC2 インスタンスを作成するには、AWS コンソールで Amazon EC2 に移動します。[Launch instance] と書かれた青いボタンをクリックして、インスタンス作成ウィザードを開きます。

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最初のページで、Amazon マシンイメージ (「AMI」) を選択します。選択した AMI によって、新しい EC2 インスタンスにインストールする基本ソフトウェアが決まります。これには、オペレーティングシステム (Amazon Linux、Red Hat Enterprise Linux、Ubuntu、Microsoft Windows Server など)、およびマシンにインストールするアプリケーションが含まれます。

多くの AMI は、多くの異なるアプリケーションを実行するための汎用 AMI ですが、その一部は、Deep Learning AMI やさまざまな AWS Marketplace AMI などの特定のユースケース向けに作成されています。

Amazon Linux ディストリビューションは人気のある選択肢なので、AMI 選択ビューで最初のオプションを選択します。

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ステップ 2:インスタンスタイプを選択する

EC2 ウィザードの 2 番目の画面で、EC2 インスタンスタイプを選択します。インスタンスタイプは、CPU、メモリ (RAM)、ストレージ、およびネットワーク容量の特定の設定です。

AWS には、さまざまなワークロードをカバーする豊富なインスタンスタイプがあります。データベースやキャッシュなど、メモリを集中的に使用するワークロードを対象とするものもあれば、画像処理やビデオエンコーディングなどのコンピューティング負荷の高いワークロードを対象とするものもあります。

Amazon EC2 では、AWS 無料利用枠の中で t2.micro インスタンスを 1 か月あたり 750 時間実行できます。このラボでこのオプションを選択すると、料金がかかりません。

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ステップ 3:セキュリティグループの設定

[Review and Launch] ボタンをクリックすると、レビューインスタンスの起動画面が表示されます。インスタンスを起動する前に、もう 1 つ設定する必要があります。

セキュリティグループは、EC2 インスタンスに許可されるネットワークトラフィックの種類を記述するネットワークルールです。インスタンスへは次の 2 種類のトラフィックを許可します。

● 現在の IP アドレスからの SSH トラフィック。SSH プロトコルを使用して EC2 インスタンスにログインし、WordPress を設定できます。

● ユーザーが WordPress サイトを表示できるようにするための、すべての IP アドレスからのHTTP トラフィック。

これを設定するには、レビューページの [Edit security groups] リンクをクリックします。

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セキュリティグループの現在のルールが表示されます。

SSH ルールが設定されていますが、任意の IP アドレスから SSH アクセスできます。[Source] の下のドロップダウンをクリックして、アクセスを現在お使いの IP アドレスに制限します。

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次に、HTTP トラフィックを許可する新しいルールを追加する必要があります。[Add Rule] をクリックします。

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表示された新しいルールで、[Type] 列の下のドロップダウンをクリックします。[HTTP] を選択すると、HTTP ルールのデフォルト値が自動入力されます。

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ステップ 4:起動して SSH キーを取得する

いよいよ EC2 インスタンスを起動します。青い [Launch] ボタンをクリックして、EC2 インスタンスを作成します。

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インスタンスのキーペアを構成する詳細方法が表示されます。キーペアを使用してインスタンスに SSH 接続すると、サーバーでコマンドを実行できるようになります。

インスタンスの新しいキーペアを作成し、名前を付けます。次に、[Download Key Pair] ボタンをクリックして、.pem ファイルをマシンにダウンロードします。これは、次のモジュールで使用します。

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キーペアがダウンロードされたら、青い [Launch Instances] ボタンをクリックして EC2 インスタンスを起動します。

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EC2 インスタンスが正常に起動しました。次のモジュールでは、EC2 インスタンスと連携するように RDS データベースを設定します。

参考資料

1.WordPressのサイトの速度を計測する
WEBPAGETESTや、Page Speed Insightsの速度計測ツールを使い、パフォーマンスを確かめ、原因を探る。

WEBPAGETEST:https://www.webpagetest.org/
Page Speed Insights:https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/

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